佐賀大学医学部附属病院
佐賀大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科 専門研修プログラム
目的
1.医療の進歩に応じた知識・医療技能を持つ専門医を養成し、医療の質の向上と地域医療に貢献すること
2.診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じ、科学者としての能力を習得すること、医療の質の向上と地域医療に貢献すること
- 当科では全国でもトップレベルの頭頸部がん診療を行っており,全身管理の習熟とともに頭頸部外科手術や放射線治療、化学療法など高度な頭頸部がん診療を研修することができます。また最先端のナビゲーションシステムや内視鏡関連機器を用いた鼻副鼻腔手術を多数行っています。また県下唯一の精密聴力検査機関として小児難聴の診断、養育も行っています。
- 連携施設はいずれも地域密着型で耳鼻咽喉科救急疾患も多く扱います。連携施設においては高度の耳科手術や鼻副鼻腔手術、音声・嚥下障害などそれぞれ特徴ある研修を受けることができます。
- 4年目から社会人大学院へ進学し、診療・研修を行いながら基礎研究や臨床研究を行う事も可能です。
専攻医の声
卒後3年目(専攻医1年目)
私は、初期臨床研修を通して、耳・鼻副鼻腔・口腔咽頭喉頭・頭頸部と幅広い領域の耳鼻咽喉科・頭頸部外科に最も興味を持ちました。2年間の初期研修を佐賀県内の市中病院で経験し、その2年目のうち2カ月間を佐賀大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科にてローテートさせて頂き、働くイメージがつきやすかったこともあり、佐賀大学の耳鼻咽喉科専門研修プログラムを専攻しました。
研修医から専攻医になるにあたって、責任も仕事量も増えるため、多忙で心身が潰れないかが不安でしたが、今、無事仕事を続けられています。手術の執刀も沢山させて頂き、術後や化学療法・放射線治療の病棟管理、外来、学会発表など多くの経験を積ませて頂いています。現在、大学では指導医の先生はもちろん、専攻医の先輩方も含め、先生方全員に助けて頂いています。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科として十分な経験ができますし、専攻医として必要な症例や希望の症例、休暇についてもしっかり考慮して頂けるので、耳鼻咽喉科・頭頸部外科を考えている方は、佐賀大学での研修も選択肢として検討することをお薦めします。