医学生・研修医へメッセージ
腎臓内科は検尿異常から腎不全、そして腎疾患を持つ全ての患者さんの総合内科医として活動しています。臨床実習では、患者さんの診察や診療録の記載に対して指導医からのフィードバックを心掛けています。血液透析や持続血液濾過透析機器の操作、シャント手術を一緒に行い、実際に体を動かして体験する実習を行っています。初期研修では、腎臓内科の患者さんは多くの合併症を有しているため、腎疾患だけではなく他疾患の管理や他科との連携を経験することができます。腎臓内科に特化した内容としては、腎生検および腎病理カンファレンス、血液透析やICUでの持続血液濾過透析対応、膠原病や消化器疾患等他科の症例に対する血液浄化、シャント造設や腹膜透析管理などを経験することができます。また、電解質異常や急性腎障害等のコンサルト対応を一緒に行っています。腎移植に関しては、泌尿器科と連携して献腎移植登録や生体腎移植への橋渡しをしています。
腎臓は目立たない臓器ですが、全身の臓器と関連しており、私達腎臓内科医も他科の先生方と日々連携して診療を行っています。
是非、佐賀大学腎臓内科で一緒に学びましょう。