医学生・研修医へメッセージ
みなさんは皮膚科というとどのようなイメージをもっていますか?
皮膚は外界と生体を区切るバリアとしての役割をもつ、とても身近な臓器です。皮膚疾患は、湿疹などありふれた疾患から腫瘍や希少疾患まで幅広いという特徴もあります。
そのため、当科では、こうした幅広い疾患に対応できるように、内科的治療だけではなく外科的な治療にも力を入れています。こうした疾患の診断や治療ができるようになるためには、皮疹を正確に読み解き、病変で起こっている病態を形態学的のみならず、分子レベルでも理解できるようになることが大切です。
佐賀大学皮膚科は、ホームページに掲げているように、皮膚の免疫・アレルギー、皮膚腫瘍、皮膚病理組織、皮膚外科を大きな柱としています。これらの領域の進歩はめざましいですが、みなさんが将来、皮膚科医として研鑽を積み活動していくうえで、優位性が高い領域であると考えています。
佐賀大学皮膚科では、最新の知識やエビデンスに基づいて病態を理解し、皮膚疾患の診断や治療ができるような人材の育成を目指しています。