佐賀大学医学部附属病院
佐賀‐筑後臨床検査医学専門医研修プログラム
臨床検査を通して診療に貢献する臨床検査専門医を育てます。
そのために、3年間で以下の能力を身につけます。
末岡 榮三朗先生
臨床検査に関する知識・技能を習得する
医療上有用な検査結果を医師・患者に提供できることが臨床検査専門医には求められています。また、臨床検査の精度、品質管理の責任も担います。したがって、専門的な知識・技能を習得することは重要です。
臨床検査の研究法を習得する
臨床検査の領域は発展し続けています。常に新たな検査法や検査項目が開発されています。研究・開発の知識を習得することで、臨床のみではなく研究の分野でのキャリアアップも可能です。
円滑な多職種連携を行うためのマネジメント力を身につける
臨床検査専門医は、すべてのメディカルスタッフと関わり合います。その中でも、特に臨床検査技師との関わりが多いという特徴があります。円滑に診断・治療が行えるように、多職種協同の中心として皆をまとめるマネジメント力も要求されます。
来年度令和4年4月から、専攻医第1期生を迎えて専門医研修をスタートします。佐賀‐筑後臨床検査医学専門医研修プログラムの特徴でもある、佐賀県と福岡県筑後地区の3つの研修病院とうまく連携を取りながら、それぞれの病院の強みの部門の研修をうまく組み合わせて、充実した研修を送っていただくよう柔軟にプログラムスケジュールを計画していこうと思います(研修が進んだら、専攻医のコメントをいただいて掲載します)