基本データ
医師数(常勤換算/2023年4月1日現在)
64名
指導医数(2023年4月1日現在)
28名
研修医数(1年次/2023年4月1日現在)
6名
研修医数(2年次/2023年4月1日現在)
6名
外来患者数(2022年度/年間)
7,888名
入院患者数(2022年度/年間)
5,845名
病床数(合計値)
292床
救急車取扱件数(2022年度/年間)
3,023件
救急指定
第2次救急
診療項目
- 内科
- 小児科
- 皮膚科
- 精神科
- 外科
- 整形外科
- 産婦人科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 泌尿器科
- 脳神経外科
- 放射線科
- 麻酔科
- 病理
- 臨床検査
- 救急
- 形成外科
- リハビリテーション科
- 総合診療
当院の特徴
国立病院機構佐賀病院は292床の急性期型総合病院です。県より特定二次救急医療機関の指定を受けており、救急車搬入件数は年間約2300件と佐賀中部医療圏の二次救急を支えています。また、佐賀県唯一の総合周産期母子医療センターを有しており、佐賀県や近隣の地域のハイリスクな妊娠、出産を受け入れ、地域医療に貢献しています。
”人に優しく、仕事に厳しく”というスローガンを掲げ、患者さんやそのご家族だけでなく、近隣の医療機関や介護施設の方々、実習に来られる学生さん、院内の全ての職員等にも優しい病院でありたいと考えています。また、質の高い医療を提供するために職員一人一人がプロフェッショナルとして、知識、技術を磨き、緊張感を持ちながら仕事を行っています。
当院の研修の魅力
1.小規模だからこそ培うことのできるスキル
当院は臨床研修病院としては小規模であるため、様々な愁訴を抱えた診断のついていない患者さんや一般的な疾患の患者さんが多く集まります。そんな環境ですから、臨床研修で最も大切な医師として基本的な診察・検査手技、画像の読み方、診断に至る考え方を修得することができます。
2.基礎習得後はひとりひとりの希望に応じた研修にアレンジ
1年目は内科、外科、麻酔科で基礎的な総合力をしっかり身に付け、2年目は佐賀大学附属病院や佐賀県立医療センター好生館などの協力を得て、それぞれの希望に応じた研修にアレンジできます。
臨床研修プログラム
責任者
内橋 和芳先生
3.働き方改革で有意義な研修生活を
働き方改革にも積極的に取り組んでおり、帰宅時刻は比較的早いと思います。自己研鑽や趣味なども充実させて有意義な2年間が送れるようサポートしていきます。
まずは病院見学にお越しください。
研修医の定員
- 佐賀病院プログラム 7名
研修医の出身大学(過去5年 計27名)
- 佐賀大学 21名
- 長崎大学 2名
- 大分大学 1名
- 熊本大学 1名
- 久留米大学 2名
先輩研修医の声
研修1年目医師 A医師
当院は約300の病床と15の診療科をもつ中規模病院で、経験する疾患はcommon deseaseが中心です。一人の研修医につき一人の指導医の先生がついてくださり、優しく丁寧にご指導いただけます。各診療科の垣根が低く、困った時は研修している科以外の先生方にもご指導いただけることも魅力の一つです。
また、薬剤師、栄養士をはじめ他の専門職の方々も頻繁にご相談にのってくださります。1年目に当院を選択する場合は、各科の研修が2ヶ月単位で設定されているため自分のペースでじっくり研修ができます。2年目で選択する場合は、佐賀県内唯一の総合周産期母子医療センターであり、県内の未熟児の出産を一手に引き受けている小児科、産婦人科の研修が人気です。電子カルテ完備の研修医室もあり、大変研修しやすい環境だと思います。ぜひ当院にお越しください。お待ちしております。
A医師の研修ローテーション
1年次
研修場所 | 佐賀病院 | ||
---|---|---|---|
診療科 | 外科(救急) | 麻酔科 | 内科 |
研修期間 | 16週 | 8週 | 24週 |
※横にスクロールできます。
2年次
研修場所 | 佐賀病院 | 佐賀大学医学部附属病院 | 佐賀病院 | 佐賀大学医学部附属病院 | 好生館 | 佐賀大学医学部附属病院 | 協力施設 | 佐賀病院 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
診療科 | 小児科 | 糖尿病内分泌科 | 産婦人科 | 放射線科 | 感染症 | 腎臓内科 | 精神科 | 地域医療 | 皮膚科 | 泌尿器科 |
研修期間 | 4週 | 8週 | 4週 | 8週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 |
※横にスクロールできます。
研修2年目医師 B医師
私は国立佐賀病院基幹型プログラムを志望しました。出身は佐賀大学です。
佐賀病院を研修先として選んだ理由の一つとして、2年目からの内科当直を経験できることです。1年目の時は、指導医の下について時間外受診や救急車に対応しますが、2年目からは研修医が内科系の救急対応のファーストタッチをします。初期対応、検査、診断、治療、入院の有無など自分で決める必要があるため、3年目以降にも必要な経験を積むことができます。
職場の雰囲気がとても良かったことも佐賀病院を研修先として選んだ理由の一つです。標榜科が全て揃っているわけではなく、科に1人しか医師いないところもありますが、先生方は優しくとても熱心に指導してくださります。また看護師や薬剤師、技師などのコメディカルの方も優しく指導してくださったりと、職場としてとてもいい雰囲気の中で研修2年間を終えることができました。
以上が簡単な紹介になります。私自身、見学することでさらに佐賀病院の魅力に気づくことができたので、興味のある方はぜひいらしてください。
B医師の研修ローテーション
1年次
研修場所 | 佐賀病院 | ||
---|---|---|---|
診療科 | 内科 | 麻酔科 | 外科(救急) |
研修期間 | 24週 | 8週 | 16週 |
※横にスクロールできます。
2年次
研修場所 | 佐賀病院 | 佐賀大学医学部附属病院 | 佐賀病院 | 佐賀大学医学部附属病院 | 佐賀病院 | 佐賀大学医学部附属病院 | 協力施設 | 佐賀大学医学部附属病院 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
診療科 | 産婦人科 | 神経内科 | 泌尿器科 | 感染症 | 小児科 | 形成外科 | 放射線科 | 精神科 | 地域医療 | 腎臓内科 |
研修期間 | 8週 | 8週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 | 4週 |
※横にスクロールできます。
プログラムの特色
・佐賀県で唯一の総合周産期母子医療センターを有する
募集定員:7名
県中部における地域の中核病院であり、佐賀県で唯一、総合周産期母子医療センターに指定
選択科目は、協力型病院(佐賀大学、長崎大学、好生館、NHO川棚医療センター、新古賀病院、唐津赤十字病院、嬉野医療センター)での研修が可能で、希望する診療科を自由に選択
1年目:NHO佐賀病院(内科と外科 ※救急・麻酔科を含む)
2年目:NHO佐賀病院(小児科、産婦人科等)、協力型病院等(精神科、地域医療等)
研修修了後の進路先(過去3年 計15名)
- 佐賀大学 9名
- 九州大学 1名
- 長崎大学 2名
- 久留米大学 1名
- 唐津市民病院きたはた 1名
- その他 1名